デスクトップも整理整頓してスッキリ、要らないアプリもアンインストールしたのに、なぜかPCの起動が遅いというケースがあります。
実はその原因は、常駐ソフトかもしれません。 常駐ソフトはいわば隠れソフトのようなもので、PCを起動するときに自動で立ちあがります。 その常駐ソフトが多すぎると、渋滞が起きて起動が遅くなってしまうのです。
常駐した方がいいソフト・停止した方がいいソフト
常駐ソフトがPCの起動を遅くさせているといっても、全てを停止させればいいというものではありません。
セキュリティソフトや日本語変換ソフト、言語バーなどは自動的に起動させることが必要です。 他にもスカイプのようなインターネット通話アプリは、常駐させておいたほうが便利な場合もあります。
よく分からない名前のプログラムやアプリケーションは、触らないでそっとしておきましょう。 これは自動的に起動させなくてもいいだろうと思うものは、常駐ソフトから外しておいてもかまいません。
常駐ソフトの外し方
常駐ソフトは、「msconfig」というコマンドを使うことで表示させることができます。
スタートメニューのところに「ファイル名を指定して実行」という項目があるので、そこをクリックして入力します。 もしくはスタートメニューの検索窓に「msconfig」と入力します。
スタートアップをクリックすると常駐ソフトの一覧が出ますので、自動的に起動させたくないアプリのチェックを外します。
ウイルスに感染している可能性もあり
健全なアプリに紛れて、スパイウェアが常駐していることもあります。
PCの起動が遅くなってしまうのは、ウイルス感染やスパイウェアの常駐のせいかもしれません。 すばやく感染に気付くには、やはりセキュリティソフトを常に最新の状態にし、定期的なスキャンを実行することが大切です。