ハードディスク PCのデフラグとは、ディスク内のファイルを整理整頓する作業のことです。

PCを使っているとファイルを記憶させたり削除したりを繰り返しますが、そのような作業をすることで小さくなったファイルがハードディスク記憶領域のあちこちに散らばってしまうことになります。

物が散らかった部屋では収納機能も低下、仕事もはかどりませんよね。 そこで、デフラグ作業をしてハードディスク内のファイルを再配置し、ファイルを効率よく読み取れるようにするのです。

デフラグをする前の注意点

デフラグをする時には、いくつか注意点があります。 まずはクリーンアップ作業をした後に、デフラグをすること。 順序を逆にしてしまったら、クリーンアップでまたファイルの断片化が起きてしまう可能性があります。

効率的に行うには、1・クリーンアップ、2・デフラグの順序を守ります。 そして、できるだけ起動しているアプリケーションソフトを閉じ、停電や落雷の心配の無い時間帯を見計らって行いましょう。

デフラグの起動の仕方

デフラグは、ディスククリーンアップと同様に、左下のウィンドウズボタン→全てのファイル→アクセサリ→システムファイルの順番で探すことができます。 ファイルの整理整頓をを行いたいドライブを選択して、最適化を押せば実行されます。

ファイルの断片化が多ければデフラグの作業時間も長くなります。 デフラグの実行後には、ハードディスクの読み込み速度がアップするなどのメリットがあります。

デメリット

デフラグにはデメリットもあります。 デフラグの作業をやりすぎるのは、ハードディスクに負担を与えてしまいます。 ですから、1ヶ月に1回や2ヶ月に1回など、ある程度期間を開けてからする必要があります。

また、ウィンドウズXP以降のOSの場合、スケジュール設定で自動的にデフラグを実行することができます。 自動でデフラグを行う設定にすれば、敢えて手動でデフラグをする必要はありません。 (ウィンドウズVista以降はデフラグツールのスケジュール機能により、デフォルトでデフラグが自動で実行されるように設定されています。)